主婦のビジネスを邪魔するマインドブロックの外し方【自己肯定ブロックの場合】

こんにちは、かやです。
前回、主婦がビジネスをするときに悩まされるマインドブロックについて書きました。
自己肯定のブロックとお金のブロックです。
今日はそのうちの自己肯定のブロックについて書こうと思います。
自己肯定って言葉はちょっとわかりにくいかもしれませんが、簡単に言えば自分のことが好き、なかなかいいやつじゃんって思えることだと思います。
自分が自分をキライなのに、人に好きになって!って言えません。信頼して!って言えません。
信頼されなければ仕事はできないし、お金ももらえません。
自己肯定感があるということは仕事をする上でとても大事なことです。そしてそれ以上に人が幸せに生きていくためにも欠かせないものなんです。
なのになのに、
この自己肯定感の低い人がとっても多いんです!日本人は世界でも目立って低い人が多いようです。
日本を含めた7か国の若者の意識調査(平成25年度)で「自分自身に満足している」と答えた人は日本は最下位で52.2%、次に低い韓国が71.5%ですので断トツの低さです。
「自分には長所がある」「うまくいくかどうかわからないことにも意欲的に取り組む」という質問でも50~60%と最低で、自己肯定感の低さが数字にしっかり表れています。
実際私はとても自己肯定感が低かったし、前回主婦は低いと書きました。
でも日本人全体がそうだとなるとこれはもう国民病のようなものですね。
なぜそんなに自己肯定感が低いのかそしてどうすればそれを変えられるのか
きょうはそれを考えてみます。
◆自己肯定感って?
あなたは自分のこと好きですか?
なかなか良いやつだと思えますか?
つまり自己肯定感が高いですか?
自己肯定感というのは、字のごとく自己を肯定する感覚です。
自分を受け止めて、自分は価値がある、素晴らしいと思う気持ちのことです。
これが高い人は自分に対して信頼があるので、何か新しいことをするときでも、やればできる、何とかなると、全てのことをポジティブに前向き受け取めることができます。
反対に低い人は自分を信じられないので、多分できない、きっとダメ、能力がない、と全てのことをネガティブに否定的に受け取ってしまいます。
自分を信じられないので何をやってもダメだろうとやる前から失敗を考えて行動を起こせません。頑張ってチャレンジしても一度失敗すると、やっぱり自分には無理だったとすぐに諦めてしまいます。
まあ普通に考えて、自己肯定感は高い方が低いより良さそうですね。
◆自己肯定感が低い原因
世の中には自己肯定感の高い人と低い人がいます。どうして違いがでるんでしょうね。
心理学的に原因をみてみると、その人が育ってきた環境が大きく影響しているようです。
虐待を受けていた
否定されることが多かった
褒められた認められた経験が少なかった
自分の意見を聞いてもらえなかった
過保護に育てられた
、、、、、
こんな傾向が強い家庭ではなかなか自己肯定感の高い子供は育ちにくいようです。
またいつもそうでなくても、1度のショッキングな出来事がトラウマとなって、自己肯定できなくなってしまったという場合も考えられます。
私の場合、考えても家庭に大きな原因が思いあたらないので、多分こちらです。今でも忘れられないショックな出来事があるのです。
小さいころ、障害のあるクラスメイトを嫌ったことを先生にとがめられて、ひどい扱いを受けました。
確かに私が悪かったのですが6歳の子供です。もう少し違った教育的指導はできなかったのだろうか?と今ではその先生を批判することもできます。
でも当時の私は恐怖と悲しさと恥ずかしさで完全に委縮してしまいました。
そしてそれ以来、先生に褒められよう、本当はいい子なんだと分かってもらおう、と必死で勉強をし真面目ないい子ちゃんを頑張りました。
でも頑張っても頑張っても自分の中で、私は悪い子なんだ、差別をする人間なんだとの思いは消えません。
多分これが私の自己肯定感の低い一番の理由です。
さらに専業主婦になったらどんなに頑張っても価値のない人扱い。
何をやっても当たり前とみなされるし、パート賃金は給与体系の最底辺だし、
私なんて何にもできないんだ、、、
ますます自己肯定感は低くなるばかりなんです。
生まれ持った性格と、そういった様々な環境からくる経験が絡み合って、自己肯定感が高かったり低かったり、、、となるようです。
◆自己肯定感を高めるためには
●高くしようとする矛盾
では自己肯定感を高くするためにはどうしたらいいと思いますか?
自信のないダメな自分をどうやって自信あふれる輝く人に変えますか?
自己肯定感を高めるために自分を変えようと頑張る人は、きっと真面目な努力家です。人生を前向きに切り開こうと一生懸命頑張っている立派な人です。
でも、残念ながらこんな自分はダメだ、変えよう変えようと頑張れば頑張るほどうまくいかないんですよ。
なぜだかわかりますか?
だって、こんな自分はいけないから変えようと思ってる時点でもう、自分を否定してるからです。
変えたいから変えようとすればするほど、自己肯定感は低くなるわけです。
なんと悲しいこの矛盾!
私がこんな自分じゃいけない、変わろう変わろうと努力するたびに、今の自分はダメなんだと言い聞かせているのです。
そして今どんなに変わっていても、本当の自分はあのダメな自分なんだと思い続けるのです。
●受け止めてくれる人がいる
私は20代になって初めて、友人に昔の悲しい話をしました。
その時ものすごく軽く言われた言葉にびっくりしました。
「そりゃひどい先生だねー」
えっ! そうなの? 先生が悪いって言っていいの?
それまで先生を責める気持ちはあるものの、やっぱり自分の情けなさの方が大きくて、そこはあまり考えないようにしていたのです。
でも友人に言われて、人が見たらそうなのかと驚き、同時にものすごく気持ちが軽くなったのです。
さらに友人は続けました。
「そんなの子供なんだから当たり前じゃない、素直に顔に出ただけじゃないの、そういうのをゆっくり教えていくのが先生の仕事でしょ」
そうかー、私そんなにひどい人間じゃなかったんだ、素直な子どもだったんだー
友人の言葉は干からびた私の心にぐんぐんと染みこみ、生き返らせてくれました。
子どもが自己肯定感が低くなる原因に、認められない、ほめられないというのがありました。
反対に認められたり褒められたりしてきた子供は自己肯定感が育つのです。
そしてそれは大人になってからでも遅くはありません。
あなたはよかったんだよ、それでいいんだよ、仕方なかったんだよ
そう言って受け止めてもらえることがどれほど救いになるか、、、
そういえば、私はアフィリエイトを学ぶようになってから、ずっと励まし続けてもらっています。
未来型に出会わせくださったえみさんに
未来型の先生竹川さんに
未来型の大先輩であり日々アドバイスくださるはるさんに
いつもいつも受け止め励まし褒めてもらってきました。
うまくいかないときでも、失敗したときでも、大丈夫それでいいんだよといってもらえました。
何を書いても、
いいですね~、すばらしい~、かやさんらしい~とほめてくれました。
そしてまだまだ先が見えず不安でいっぱいの時でも、
大丈夫です、あなたなら大丈夫と、、、
正直はじめから信じられたわけではありません。
何を言ってるの、いい加減なことを言って、リップサービス?とひねくれて受け取った時もありました。
でも言われ続けているうちに、本当にそんな気分になってきました。
私は努力家で、私にしかないすごいものを持っていて、素晴らしい人で、、、
だから大丈夫、きっとうまくいく
自己肯定感の低かった私が、気づけばなかなか素敵な自分になっていました!
●失敗は受け止め方次第
そして先生方にいつも褒められているうちに、自分もそういったものの見方ができるようになってきました。
私たちは欠点だらけです。完璧な人なんていません。
間違いもします。失敗もします。
でも実は欠点と長所は背中合わせ、自分のダメと思っていたところは裏を返せば長所だったんです。
どおりでいつも褒めていただけるはずです。
先生たちは短所ではなく長所で見ているのです。
たい焼きカードというのをご存知ですか?
たい焼きの形をしたトランプのようなカードです。焦げたたい焼きのお腹に否定的な言い回しばかり書いてあります。
机いっぱいに広げられた突き刺さる言葉ことぼ言葉!うわぁ〜きついです!
どれもが自分に当てはまるように思う中、辛い思いでカードを選びます。
そして裏返すと、、、
それは綺麗に程よく焼けたたい焼きです。そして先ほどの短所を見方を変えた長所が書かれているんです。
心配性 (の裏には )→ 用心深い
引っ込み思案→謙虚
行き当たりばったり→臨機応変
金遣いが荒い→気前がいい
そんな具合です。短所と長所ってぴったり張り付いた表と裏なんです。
ということは、自分の短所や欠点などなど悪いところを無くそうとすることは、同時に自分の良いところもなくすことになるのです!
そんなことをする必要はありません。絶対してはいけません!
自分のした事、自分の性格、そんなものにちゃんと向き合う事、そして短所があってもそれが長所でもあると知ること。
それが結果的に自己肯定感を高めることになるのです。
そうすれば悪口を言われても欠点を指摘されても、そういうところもあるわねー、でもだからこそ私はこういう良いところもあるのよ、と客観的に面白がって自分の性格を受け止められるようになります。
思うに日本人の自己肯定感が低い理由はこれが原因ではないでしょうか?
島国でほかの国、考え方と交わることが少ないため、一つの考えをこれが絶対と刷り込まれがちです。
そこに几帳面で規律正しい国民性が重なって、こうあらねばならぬという正解のハードルがものすごく高くなってしまっているんです。
さらにもともと謙虚ですので、他人に厳しくする以上に自分を厳しくジャッジしてダメ出ししてしまう。長所は見ないで短所ばかりみてしまうんですね。それは日本人の美徳でもあり堅苦しさでもあるのです。
●行動が自己肯定感を高める
自己肯定感が低いと何をやってもうまくいきません。
でも、だからと言って、自己肯定できるようになるのを待ってから何かを始めようと思っていたら、きっと何もできぬまま人生は終わってしまうでしょう。
とにかく思いたったらやってみる。やりながら悩む。考える。
思い切って行動すれば必ず得るものがあります。
少しでもうまくいけば自信になります。
うまくいかなくてもそこまで頑張れた自分はえらい!とやっぱり自信になります。
こんなに頑張れたんだから、次は少しやり方を変えたらうまくいくかもしれません。
目標に向かって頑張る中で自己肯定感が高まり、自己肯定感が高まるとますます良い仕事ができるようになる!
そういった正のループでどんどん幸せになっていけます。
◆まとめ
自己肯定感が低いと何をやってもうまくいきません。
自己肯定感の低くなる原因は、子どもの頃の育てられ方や、ショッキングな出来事のトラウマにあります。
自己肯定感を高くしようと努力をしても、現在の自分を否定することになるので、うまくいきません。
でも受け止めて自分を認めてくれたり褒めてくれる存在があると、人は変わっていけます。
短所と長所は裏表、短所ではなく長所を見るようなものの見方を学べば自分の受け止め方も変わってきます。
目標に向かって行動し続けることで自己肯定感は高まり、成功が近づきます。
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